中国では鉄道事情はどうなってるの?

ここでは、中国の鉄道事情についてお伝えします。

海外を旅行したい場合、移動手段というのも事前に調べて行くと現地での苦労が減りそうなものですが、海外旅行の中でも今年2008年夏季オリンピックでも注目の中国、今後中国旅行を考える人などが増加するとされていますが、中国旅行の際の移動手段といえば鉄道があると思います。

中国の鉄道はなんと総路線距離65000km以上と、日本では考えられないような乗車時間が必要になります。本当に信じられないような距離ですね。

それは中国の誇りでもありますが、現在では目的地まで必要以上の時間がかかることや、インフラの未整備の未解決などの問題もかなり指摘されていますね。

しかし逆に高速列車の存在や、諸外国人が興味を示すような蒸気機関車の存在は中国鉄道ならではの特徴です。日本でも蒸気機関車が人気があるように中国を訪問する鉄道マニアも後を絶ちません。

中国鉄道は中央の鉄道部を中心に、全国にいくつかの鉄路局を運営していますが、中国鉄道は事前に知っているのといないのでは間違いなく苦労に差がでますので、事前の下調べがとても重要ですよ。

中国の鉄道は日本とは違い、全座席指定席であることや簡単に駅のホームに入れない事などから、簡単には乗れません。

今、かなり問題になっているチベットの清蔵鉄道など、いろいろ予約のトラブルが発生しています。

まずは手持ちの中国旅行ガイドブック、ウェブなどで何処に行くのか目的地を選びます。
目的地、乗車する列車がある程度絞れたら切符の購入です。
可能ならばホテルに入っている旅行会社に購入を頼むことが一番ですね。
中国の駅の切符売り場は常に混んでいて治安も良くありません。
また1時間待っても買えませんでしたという話も聞いたことがあります。

旅行会社に頼めば手数料は取られますが、時間の節約になります。
日本でもいくつかの旅行会社が中国鉄道の切符を扱っていますが、中国価格の2~6倍ほどかかってしまうために安く行こうと思っている方にはおすすめできません。

色々お勧めもありますが、中国語に自信のある方などは自力で駅に行って購入と言うことでも問題は無いです。

無事切符を手に入れたら、出来れば発車1時間前くらいに駅に行く事がお勧めされていますが、駅に着いてからも日本の鉄道とは違う点が色々と出てきます。

今回は中国旅行の際など、初めて中国鉄道を利用する場合の日本との違いをお伝えしましたが、切符の購入のみについてでしたので、実際鉄道を利用したい方は是非事前に下調べをしておくと色々と便利になってきますよ。

機会があればまた詳しくお伝えします。気長に待ってくださいね。