桂林、その水墨画のような景観地

中国には本当に色々な観光地があります。やはり広大な土地ですから・・・。

そこで、今回は中国旅行でぜひ、一度は訪問してもらいたい都市、「桂林」をご紹介します。

桂林は、中国の広西チワン族自治区の地級市です。
カルスト地形と呼ばれる地形で、タワーカルストが林立して絵の様に美しい風景があり、世界的な観光地のひとつとされています。

古くは、百越の住む地で、秦の始皇帝に征服され桂林郡が設置されました。

269年に初めて現在の桂林の町が形成され、明清の時代には長い間広西の行政中心でしたが、1913年に行政中心は南寧に移り、1936年戦争が迫った事により桂林に戻り、1940年市制が施行されました。

解放後は1950年に再び南寧に移動しました。

観光スポットとしては、
陽朔までボートで川下りをする漓江下り、象鼻山、七星公園には七星岩、駱駝山、桂林動物園などがあり、独秀峰、伏波山、市内にアル鍾乳洞である芦笛岩、龍脊棚田、印象劉三姐という陽朔の夜のショー、冠岩という鍾乳洞、畳彩山などが有名です。

中国一の景勝地の石炭岩の山々があり、緑の平原にそびえ、下には地下水を集めるリュウ江が流れる光景がとても印象的な桂林には古くから画家や詩人も多く訪れたそうです。

各旅行会社などからのパッケージツアーも豊富に揃えられているようですし、中国旅行のプランに是非桂林を組み込んでみるのも良い中国旅行ができそうだと思います。

中国旅行では、水墨画のような景観地を見たいなら、間違いなく桂林です。ぜひ、ぜひ桂林をご自分の目で見てみてくださいね。

きっと水墨画を描きたくなりますよ♪

中国旅行のライフライン(水道・電圧・電話)

中国旅行を考えるうえで、日本の日常とは少し違う日常的な部分を知ることは大切なことです。これを知ることによって、病気や怪我などから体を守ることも出来ますし、携行品の違ってくると思います。

中国は日本の約26倍の面積を持ち、人口は約13億人です。
民族構成は、漢民族が92%、55の少数民族が8%とも言われています。
公用語は普通語(北京語)で各地に方言があります。

水道水は、そのままで飲むことはできません。
日本より水の硬度が高く、カルシウム、マグネシウムの含有量が多いので、下痢症状を起こす場合があります。胃腸の弱い方は特に注意してくださいね

煮沸により硬度が低下し、衛生面での問題は無くなります。
またミネラルウォーターもスーパーやコンビニなどで購入できます。

電圧は、220Vで周波数は50Hzです。
日本の電気製品の使用には変圧器が必要となります。
一部のホテルでは、髭剃り様のコンセントのみ110Vのものが用意されている場合もあります。
コンセントの形はホテルごとに違うため、旅行用アダプターがあると便利です。
中国のコンセントは2つ穴と、3つ穴タイプが多いです。

街角にある「公用電話」というものはICカード式で、テレフォンカードは街の新聞スタンドや、商店、カード専用売店などで購入できます。

中国から日本に国際電話をかける場合は、ホテルの部屋からのダイヤル直通や、日本語オペレーターを通す方法でかけられます。

ダイヤル直通を利用する時は、各ホテルのダイヤル直通番号、日本語オペレーターを通す時は、各ホテルの普通の外線番号をまず押して、発信音を確認した後ダイヤルします。
もしダイヤル直通番号を押した後も反応が無い時にはフロントに連絡して、システムセットをしてもらう必要があります。

ホテルによっては保証金や、通話料以外の手数料がかかる場合がほとんどです。これは全世界共通ですが・・・・。

まだまだ、日本と中国には日常的なことでの違いは沢山ありますが、日本で事前に調べておけば、中国で悩んだり、不便なことは感じないと思いますのでぜひ、前もって調べることをおすすめします。

四川省で生息している中国の有名人、パンダ!!

みなさんは中国というと何が思い浮かぶでしょうか。
私たちの年代では、中国といわれれば、まず「パンダ」と答えられるかたが多いのではないでしょうか?

中国を代表するものといっても色々あると思いますが、中国の代表的な動物のひとつといえばお土産などでも有名なやっぱりジャイアントパンダなのではと思います。

今回はちょっと志向を変えて、「パンダ」についてお調べしたことをお伝えします。

ジャイアントパンダは四川省や陝西省に生息しています。
別名はシロクログマ、色分熊でネコ目クマ科に属します。
コビトカバ、オカピと共に世界三大珍獣とされています。

クマに似た特徴を持ちますが、アライグマに近い特徴もあり、クマ科か、アライグマ科かパンダ科か長年論争が繰り広げられましたが、遺伝子解析から、クマの近縁であるとされました。

パンダという呼び方は「竹を食べる物」というネパール語である「ポンガ」に由来されるとされます。中国では「熊猫」などと呼びます。

パンダの全長は120~150cmで、立ち上がると170cmくらいになるそうです。
オスの体重は100~150kg、メスは80~120kgくらいになるそうです。
生まれたては体重100~200gと大人の約1/1000くらいしかないそうです。
現在は竹林を住みかにし、笹や竹を主食にしていますがかつてはクマ類に属していることからも肉食を含む雑食であったともされています。

笹が主食になった要因は気候の変動などによると言われています。
群れや家族は形成せず、単体で行動し、冬眠はしないそうです。

中国では40箇所のパンダ保護地区でパンダを保護していますが、最大の物は四川省にあるそうです。

中国では生息地域だった土地の開発などによりパンダが孤立する傾向にあったり、食物である竹が不足したりと言う事がおこっているそうです。

パンダの密猟は重罪とされているようです。
2006年、生育センターなどのパンダは計217頭、野生では約1600頭のパンダが生育しているそうです。

80年代末より増加傾向にある数字だそうです。

中国旅行の際パンダを見に行くというのも、中国らしくて良いと思います。
日本国内でも上野動物園などでパンダを見ることができますが、中国旅行の際はパンダの見られる動物園などを下調べして見に行くのも良いのではと思います。
またお土産用のパンダグッズも豊富なのでその楽しみもありそうだと思います。

どうでしたか、中国旅行を観光という面からだけでなく、動物学(そんな難しくないか!!)違った面からも見て、調べることによって、もっと奥の深い中国旅行が出来るのではないでしょうか。

中国のトイレ事情

海外旅行で楽しいことはみなさんいつもどんどん考え、調べるのですが、すごく大切なことにもかかわらず、あまり心配せずに海外旅行に行き、現地で困ってしまうことのひとつにトイレ事情があります。

まず最初に海外旅行に行ってお世話になるのが空港のトイレ。
空港のトイレというのは国の中でも整備がきちんとされているという印象なので、空港のトイレの整備の程度で国内のトイレの事情も垣間見えそうだとも思います。

今回は、中国旅行に行った際にお世話になる中国のトイレ事情についてお伝えしますね。

「中国のトイレはドアが無い?」などという事情報をよくガイドブックや以前中国に行かれたことのある肩から耳にすると思います。

「トイレにドアがない!!!、まさか!!」
でも事実です。実際、鍵が壊れたドア、壊れた後誰も治さないドア、とトイレに日本のようにきちんとドアがついている事は少ないです。

大都市の北京や上海でも、外資系デパート、高級ホテルを除くと安心して入れるトイレはかなり少ないですね。

街の公衆トイレは、決して綺麗では無いうえに使用料(日本円で3~5円)が取られます。

トイレや水道の水が流れないということもざらにあり、トイレットペーパーはもちろんほとんどのトイレに無いためポケットティッシュも必需品です。必ず携行してください。

とても有名な観光箇所、美術館、スタジアムなどの、入り口付近などにトイレがありますが、決して整備はされていません。

それでは、外出中にどうしてもトイレに行きたくなった場合どうしたらよいと思いますか?

もちろん有名なホテルで借りることが一番なのですが、近くにない場合はマクドナルドなどのファーストフード店のトイレを借りることです。

日本では、何も買わずにお店のトイレを借りるのってちょっと抵抗あるのですが、中国ではトイレのためだけにお店に入ることは当たり前のことです。

しかしそれらのお店も無い田舎などに行く際はある程度の我慢は必要になってくるようです。
そうです、ガマンするしかないのです。

ドアだけではなく屋根もしきりも壁も無いトイレ、屋外の壁際をビニールシートで覆っただけのトイレなどもありえます。実際わたしも何度もそのようなところで用を足しました。

ここまで中国のトイレ事情を見てみると、中国のイメージを悪くしてしまった様にも思えますが、このようなトイレ事情は中国の人にとってはあたりまえで、「日本人が知らない人同士銭湯などに入る方がおかしい」と中国では思われていて同じような感じですね。

日本のトイレをイメージしてトイレを探すとなかなか苦労しそうですが、中国らしいトイレというのも良い土産話などになる可能性もあるとも思います。

しかし、汚いトイレって・・・・・・。
私はいやですね、ホテルまでガマンします♪

中国旅行に欠かせない北京について

中国といえば、最近は特に北京オリンピックが近いため注目をあびている国に思えますが、それ以前からも日本と隣接する大国として色々な点で注目される国でした。

オリンピックも近づくとそれ目当てで中国旅行する方も出てくると思いますが、中国旅行をする際、オリンピックだけではもったいないほど中国には世界遺産も含め観光スポットが多くあります。

しかし今回はオリンピックが行われる北京についてだけ特に注目しましょう。

北京は、中国の首都で、河北省という中国の東部に位置します。
中国では第三の面積をもつ都市で、日本の四国に相当する広さです。
中国共産党中央委員会の所在地でもあります。

紫禁城、天安門広場などや、中央官庁が集まっている事や、古くから庶民の住む街並みの胡同などがある事から中国旅行の際に多くの観光客が訪れる都市です。

今年の夏季オリンピック開催もあり特に注目される都市なのではとされます。

主な民族は漢民族が96%、他に満族、回族、モンゴル族などが居住しています。

北京市の花は月季、菊です。

人口は1538万人と発表されていますが他には流動人口が364,9万人で、少数民族の人口は48万人とされています。

住民の平均給料は日本円で月13529~20788円。

オリンピックなどで健康被害が心配されているのが、経済発展に伴う環境汚染で、特に大気汚染が問題となっているようです。
どこかの国の選手団が環境汚染を理由にボイコットしましたね。

もちろん北京市は対策をとっていますが、北京市のスモッグなどは日本では考えられないほどすごいものだそうです。

飛行機でのアクセスには通常、北京首都国際空港が使用されます。

北京の人々は素朴で健康的な感じがする面もあるようです。
万里の長城などの世界遺産はとても有名で誰もが知っています。
かなり有名な場所ですが、周辺施設などは日本などの様に整備されている感じはありません。

北京について簡単に見てきましたが、今後夏季オリンピックでも注目され中国旅行なども一時的にもブームが来るかもしれずやはり注目できる都市となってくると思います。